「オープンデータ」とは行政が保有しているデータを無償で誰でも自由に利用できるように公開することで、「行政の透明性・信頼の向上」(行政で何をやっているか分かるようになる)や「住民参加や官民協働による課題解決」(行政に住民が参加できるようになる)といったメリットがあるとされています。

 中央区でもいくつかのデータを公開していますが、十分とは言えません。行政の透明性や信頼の向上にとって不可欠とわたしが考えるのは予算や決算、調達情報などの行政の活動自体を明らかにする種類のデータの公開です。これらが公開されることで、行政が何にどの程度お金を使ったのか分かるようになりますし、かつ常に区民の監視に晒されることによって不適切なお金の使われ方を事前に抑制することもできるようになります。

 わたしはこれまで、開示請求などを通して予算決算に関する詳細なデータを手に入れ、このデータを用いて例えば「保育の無償化」による中央区の財政への影響を分析したり、予算全体の金額や割合を示すビジュアル化などをやってみました。これは、今中央区でどういった部分にどれだけのお金を使っているかを簡単に見ることのできるものです

 今後は、公開の対象を調達(何に対して誰と契約して、どの程度予算を費やしているのか)に関する情報にも広げて、より中央区の行政の透明性の向上を推し進めていきます。